兼オタ、ハイヒロ最終回から1か月経ちましたので愛をこめて花束を(Super-otaku-fly)
嘆き(物騒な見出し)
私の魂『ザ・ハイスクールヒーローズ』が9月18日に最終回を迎えました。
本当に悲しい。(そっか)
オシドラサタデーの枠は他のドラマ枠と比べると、すぐに新しいドラマが始まるので結構公式さんの余韻がゼロなんですよね…。
本当に寂しい。(分かったよ)
※そういえば第一回放送後のリアクションブログが自分史上最大のアクセス数でした!それは嬉しい!
最終回の放送終了から1か月が経とうとしていますが、最終回のブログを書こうかなとずっとソワソワしていたので、これはもはやハイヒロ亡霊と化した自分への供養。供物。
※ネタバレバンバンありますので、今からハイヒロ見始めます!って人は絶対見るな!
※今回は結構真面目に書いたよ!
↑↑
目次機能覚えました♪(楽しい)
個人的に本題前に触れておきたいこと
最終回までのあらすじを軽くおさらい
学園を征服するために学園長から利用されていた黄金魔人の正体、大浦飛馬(浮所飛貴)が銀ヒーローに変身し6人が集結。しかし父親の死の真相を知った大成(岩﨑大昇)は学園防衛部を解散させ、一人で黒十字魔人を追い、ヒーローに関する記憶を消されてしまう。
こんな感じかな?
銀ヒーロー登場回に彗星のごとく現れた新とまるで最初からいなかったかのような榊兄弟。個人的には飛馬が仲間になって性格が丸くなってから榊兄弟と仲直りするシーンがあったら嬉しかった。(本編関係なさすぎ)(本当に個人的)
私が以前ブログで危惧していた死亡フラグ問題ですが、
無事大浦飛馬生き延びました!!!!👏👏👏👏
会長が仲間になってから最終決戦までのスピードがマジでロケットだったので丁寧なフラグを作る暇も回収する尺もありませんでしたね。
(それでも記者の金井さんを黒十字魔人に殺される展開を用意する鬼畜脚本)(絶対キャラクター〇すマン)(死への執念を感じる)
最終回前にどうしても言いたかったことは言えた。(良かったね)
ようやく本題の最終話の話をしようかなと思います。
最終話について
最終回の演出で私が印象的だなと思ったのは、過去回との対比構造。今までは大成が他のメンバーを学園防衛部に勧誘していたのだが、最終回では記憶を失ってしまった大成をヒーローに誘うメンバーたち。ゴレンジャーは好きだけれど学園のヒーローとか、黒十字魔人とか、信じられねえよー!俺たち受験だろ?の大成に対して、ずっと滝川(滝川呼び)がみんなを引っ張っていましたね。
黒十字魔人の正体は学園防衛部顧問の天利先生でしたが、その真相にたどり着いた学園防衛部と黒十字魔人が対峙するシーンがすごく良かったです。大成はヒーローの時の記憶がなくても花ちゃんの声を聞き逃さないし、困っている人を助けるんです。ヒーローに変身するかしないかではなく、大成本人がそういう人なんですね。大好き。テンパってる大成に(←正常な反応)今まで大成がみんなにかけていた言葉を、大成に向かってかける5人。大成が5人を変えたんだな~…。みんな大成のおかげで変わったのに救われたのに、救った本人は覚えていない。辛い…。
みんなの説得により変身アプリを起動させ、大成の記憶が戻りましたね(ヤッタ‼)
記憶改ざんや精神支配をする魔人アプリに対して、変身アプリが有効な手段であるということもここでサラッと分かるし、展開のつくり方が上手だな~と思いました。
改心した天利先生が学園長の攻撃からみんなを庇って殉死するのではないかという推測も立てていたんですけど見事に外れました。今回死亡フラグ全く回収してない(ホッ)
私が一番好きだったのは学園長との対決シーンなんですけど学園長が「補習授業が必要ですね」と煽ったのに対して「私たち今部活の時間なんで!」とかいう天才返答しましたよね?皮肉を皮肉で返すの超イカしてて滾りました。
「部活だってな!世界救えんだよ!」←超イケセリフ。墓石に彫ろうか。
結果的に世界を救うことになったけど、6人の意志として「未来は自分で切り開く」っていうのが強くあったのはすごく良かったなと思いました。自分たちの自由のために戦ったら結果的に世界も救ったよ、みたいな。
学園長は自分が思う教育の理想形が「支配」で、6人が思う理想は「自由」だったわけです。でもこれって結構青年期あるあるというか。大人の抑圧に子供側が反発することってよくあるじゃないですか。私自身も高校時代校則に不満を感じたりも、見えないところで校則を破って反抗してやろみたいな反骨心も、持ったとこありますし。
その「支配をする大人VS自由を勝ち取る生徒」っていう構図が根底にあることによって、普通の学生だった美 少年が学園のためにヒーローになるという設定の必要性を感じますよね。これは大成のお母さんのような、学園とは別の居場所に理解者であり子どもの可能性を信じてくれる大人がいることでより説得力が増します。大成のお母さん、めちゃくちゃカッコよかったですね。
最終的にアプリで全部解決するあたり令和~wと思いましたけど。
事件後日談のシーンがありましたが、みんなの表情本当に良かった~~~~~~(大の字)ひと皮もふた皮もむけてたな~~~~~~ありゃイイ男になるぜ~~~~~~~~~~
滝川と花ちゃんの恋愛模様は本当、、、、、、、、、、、、、、、、、(何も言えん)
一回みんなで滝川のとこカチこもーぜ。私花ちゃんのためなら全然豚箱で臭いメシ食うし。直哉のパイセンとも一嘉のネキとも腹くくってっから。
みんなでミラクルペンライトを振って花ちゃんを応援してね!
キャラクターについて
恋愛面ではちょっと…本当体育館裏に呼び出して野球魔人姿でボコしたいところだけれど、滝川雄亮は青ヒーローのパブリックイメージにある「知性・クール担当」「2号ヒーローとして主人公の相棒的ポジション」がすごく丁寧に描かれているキャラクターだなと個人的に思いました。王道青ヒーローの教科書としてここまでのキャラクターっていないんじゃないかな。昨今の戦隊ヒーローシリーズは、歴史があるだけにネタ被りキャラ被りがないよう個性的なキャラクターだったり、どこか特徴的な設定が盛り込まれていたりとする中、ゴレンジャーを現代に!原点!みたいなキャラクターたちがイキイキとしていたハイヒロは、そういう意味でも特撮ファンの心を掴みました。恋愛下手、っていう設定もそういう意味では分かるし。(分かりはするんよ)
そんな従来のイメージを守る王道キャラがいる中、異質だったのはモモヒーロー桜井一嘉(金指一世)だったのではないでしょうか。一嘉のネキ大好き!
今回ゴレンジャーのリブートというか戦隊シリーズの記念作品としてザ・ハイスクールヒーローズが現代で放送された意味って上記にあるような「自由のために大人と戦う若人」と「本当の自分を取り戻す」の大きく分けて二つだと思うんですよ。放送前の私は、男の子でもピンクになれます!というメッセージを制作側が込めたなら、一嘉は自分のことを男の子だと思っていないのにおかしくない?モモヒーローになることによって、彼女の性自認と設定が矛盾するんじゃないのかな?という一抹の不安があったんですけど、必要なかったですね。
ゴレンジャーへのリスペクトが今作にはあったので、男の子でもピンクになれますよ!が先行しすぎず、一嘉の気持ちに寄り添った形でモモヒーローになってくれたことが何より嬉しかったです。一度変身し大成達からの無意識な偏見を聞いてもなおモモヒーローになりたい!と思った一嘉の精神面での強さもすごく魅力的でした。一嘉の心の強さが学園防衛部全体の精神的支柱になっていましたし、対話してみたら急にラスボスと平和的解決をするという終盤よくある展開にも一嘉がいることでより自然さが出ました。
大成のキャラクターについては第一回放送終了後のブログでも触れたんですけど、追加でいくつか。まずはオタクのメンタリティーの描写が想像以上にリアル。第四話で頑なに「モモは女じゃなきゃダメなんだ!」と意地張るところが最も分かりやすいかなと思います。オタクって界隈沼に深く長く浸かってるせいで結構その界隈の常識が沁みついてたりするんですよ。ジャニーズオタの方で言えば「MVは本人が映っているもの」みたいな(分かりにく)他のアーティストのMVでは本人たちが映っていないことはザラだけど、ジャニーズがアニメーションMVを公開するとそれだけで新鮮だ!って言われたりしますよね。まぁそんな感じ(これが精一杯らしい)(許して)
それでも大成が魅力的なのがその固定観念を簡単に捨てられる柔軟性ですよね。お母さんのキャパがバカ広いからなのかな。ヒーローじゃなくても困っている人は助けるよ精神なのも、偏見を秒捨て出来るところも、本当に大切なことの取捨選択が無意識に上手なんだろうなー。尊敬♪
もう一人は大浦飛馬生徒会長なんですけど、もうオタクホイホイなイケメン設定でしたね。知ってたよ銀を担う人間はみんなイケだって。正義を全うする大成よりも、飛馬の方がずっとずっと人間らしかった~。一番に固執していた飛馬がギンヒーローというのも皮肉ではありますが、その姿を本人が受け入れた、ということが最も重要であり彼にとって大きな変化だったんじゃないかなと思います。仲間に出会えて本当に良かったね。ヒーローなんて助けてくれないじゃないか、という過去の経験と大成達に救ってもらえた現在、そしてそれを踏まえ仲間とまた学園を救おうと未来を案じる姿が印象的でした。事件が解決した後の文化祭準備のさ、、、もう何?飛馬が一瞬にしてツンデレキャラと化してて最高だったんですけど。良かったね以外の言葉探しに広辞苑潜っていいですか?榊兄弟ともう一回絡んでほしかった。(まだ言うんだ)
生徒だけではなく先生や保護者(保護者)もみんな魅力的でした。
エンブレムで反応するから教師も含めみーんな学園エンブレム付けてるの可愛い オソロやん #ハイヒロ
— 絶望団地 (@IronHeadgsFak) 2021年9月18日
kawaii!!
アクションシーンについて
主に最終回のアクションシーンの話をするんですが、最高でしたね。(最高の押し売り)
以前のブログで、特オタは変身しているけどマスクはしていない素面の姿が大好きって話したと思うんですけど、ハイヒロそれで戦ってくれましたよね。空に花を手向けたい(?)まず全員でOPを彷彿とさせるシーンがあることが嬉しかったし、それに加えて本人たちのアクションが盛り込まれていることが本当に嬉しかったです。アクロバットが出来る浮所くんと金指くんにはちゃんとアクロバットがアクションシーンで採用されていましたし、もはやあれはオタクの夢でしたね。大成があれだけこだわっていた必殺技をやらないというのも何か良かった。そうなんよ。取捨選択が上手いんよ。
これは最終回に限った話ではないんですけど、私がアクションシーンを好きな理由が、キャラクターの個性を生かした戦い方をそれぞれしているところなんですよね。今回のドラマで言うと、特にキヒーローとミドヒーローです。元祖の黄レンジャーがカレー好きで体も大きかったことから、黄色=ムードメーカー、おバカ、肉体派というイメージがありました。龍平も王道黄レンジャーの系譜なので、バスケに打ち込み勉強はイマひとつだったし気づいたらカレー食ってましたね。ミドヒーローも同じように、緑のイメージにある癒し系、年下キャラ、みたいなものを踏まえて小柄で可愛らしい藤井くんにキャスティングされたと思います。※最近では黄色を女性がやることも多いので、黄色と緑のパブリックイメージは赤と青ほど強くはないです。
ここで戦い方に注目してみると、キヒーローは敵を体で跳ね返したりタックルしたりと何かとパワープレイが多く、キャラ描写の細かさがすごくお気に入りでした。一方ミドヒーローはダンスが得意で戦闘でもダンスを取り入れた動きをしていましたよね。この二人は結構セット扱いというか、同じシーンも多かったように思ったので、アクションシーンがあるとこの二人のところばかりつい目で追ってましたね。
まとめ (いつも唐突)
最終回始まる前の私のツイート
本当にハイヒロ始まっちゃうの?終わるなら始まらなくてい
— 絶望団地 (@IronHeadgsFak) 2021年9月18日
それな。
全然来週も学園祭のドタバタ日常コメディやってくれそうなテンションなのに辛い #ハイヒロ
— 絶望団地 (@IronHeadgsFak) 2021年9月18日
それな。
最終回を終えてこんなに長々とリアクションブログ書いているのに、いまだに映画化してほしいし半年やってほしいしGロッソやってほしいし。。。最後のハイヒロダンスみーんな出てきて嬉しかったけど本当に終わっちゃったんだーって悲しくなったしなんでEDテラサで観られないの?????それに一番キレたんだが????
全然来年の夏にみんなで江戸時代にタイムスリップしていいし同時上映で花ちゃんと滝川の恋模様を描いてくれたってかまわないよ👍
夏映画のスピンオフ「ドキドキ!恋のホームランを激写!☆彡~文化祭に潜む罠~」ありますね
— 絶望団地 (@IronHeadgsFak) 2021年9月19日
あります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(泣)
このブログ書いたせいでまた一話から見返したくなっている…ハイヒロ亡霊の供物なのにハイヒロゾンビになりそうです。墓に戻ります。