少年たちがトンチキする最高エンタメ

皆さんこんにちは。今日は大好きな『少年たち』のリアクションブログを書いていきます。かなり細かく書いているのでまだこの映画を見たことがない方にも興味を持っていただけるかなと思います。

 

皆さんにお聞きします。

映画に最も大事な要素ってなんだと思いますか?

 
そうです、トンチキです。(当社比)
 
とにかくどれだけ話がぶっ飛んでいてもそれが派手だったら派手であるほど人はそのコンテンツを受け入れてしまうものなんです。
「あれ?よく分かんないけどすげえ〜!」
こんな感じ。
 
特に大手の芸能事務所が主力となって制作した映像作品には高濃度のトンチキが混入投入されています。ユーザー名でなんとなく察している方もいると思いますが私は特にHiGH&LOWが大好きです。あれはもうトンチキのフルコースです。原材料から調理過程までトンチキです。スパイスにエモがあります。
 
ですが今回私が紹介するのはHiGH&LOWシリーズではありません。紹介するには長すぎ。←正直者
 
私が今回紹介するのはジャニーズ事務所が誇るエンターテインメント作品。私追悼上映だけで4回くらい見に行ってますから、オタクにとってあれはもうシャブ同然です。
 
『少年たち』
 
フゥ〜!!!!!!!!(もう楽しい🎶)(みんなで踊ろう🎶)(うちで踊ろう🎶)
 
この映画のあらすじをめちゃくちゃざっくり説明すると、少年刑務所でやんちゃしまくってた赤房と青房がここきつすぎるから出ようぜって言いだして、黒房含む無関係な人たち巻き込んで脱獄しようとする話です。
 
赤房→SixTONES
青房→Snow Man(当時は6人)
黒房→関西ジャニーズJr.(現なにわ男子の西畑大吾くん、現Aぇ!groupの小島健くんと正門良規くん、現Snow Man向井康二くん、現在Jr.を卒業して俳優となった室龍太くん)
 みんな所属している房の色の繋ぎを着ています。
 
まずは冒頭のワンカメショーです。男の子が少年刑務所を見て「やっと着いたね」的なことを言うのですが、そのあといきなり怖い顔しながら刑務所内で踊っている男の人達の場面に変わります。
 
なんで??????
 
あの男の子は??てかこの人たち誰???なんでそんな怖い顔してるの???てかあの男の子刑務所行こうとしてたの?!ですよね。考えてはダメです。こういう時は我慢です。
 
そのまま主要メンバーであるSixTONESSnow Manと関西ジャニーズJr.がテーマ曲とグループのオリジナル曲をワンカメで歌います。このワンカメショーがすごすぎてこれだけでもう1500円の元が取れます。(おっとここで私が大学生であることがバレてしまいましたね。)
 
 
曲目は
Fire Storm(全員)→SHADOW(岩ジェ)→JAPONICA STYLE(SixTONES)→VI Guys Snow Man(Snow Man)→Fire Storm(全員クライマックス)
 
 
Fire Stormはスクリーンに文字がバリバリのゴシック体でJESSEとかSnow Manとかの出演者の名前出てきます。これ名前と顔が一致していない視聴者は助かりますよね。「これがジェシー君!」ってアハ体験できると思いますよ。FSは脳に良い。まぁ結局このあと本編では役名で呼ばれたりするから余計混乱すると思うんですけどね。がんばれ。
個人的好きポイントを挙げると「Danger zone」の舘さんと慎太郎の腕組むところです。音ハメがめちゃくちゃ気持ち良いです。
あと最初にスト5人が怖い顔して怖い単語怒鳴った後(Dead end‼とかKill me!!とか言ってきます)京本さんがどや顔してるくせに何も言ってこない場面も好きです。心の中で「なんもないんか~い!!!!」ってツッコミたくなります。
 
この後SHADOWに入るまでの繋ぎ部分で、京本さんが「なんでみんな争ってばかりいるんだろう?こんな小さな世界で争うことにどんな意味があるんだろう?」って多分私たちがこの後しばらく思うであろう素朴な疑問を代わりに言ってくれます。マジレスで爆笑。てか制作側も思ってたんですね。ウケる。喧嘩させてるのあんたらだ。
 
ここから刑務所内で特に幅きかせてる二人の歌パートに切り替わります。SHADOWはもう大好き。(突然の宣言)SHADOWがとにかく好きなんですよね。ていうか岩ジェ(Snow Man岩本照さんとSixTONESジェシーさん)が好き。岩ジェ。。。。。。
曲のメロディーも好きなんですけど、何より岩ジェの声がいかつめな見た目に反して甘いんですよね。二人って大人っぽい顔立ちだけど系統は和風と洋風で正反対じゃないですか?正反対なんですよ。正反対なんですね。なのに声質が似ていて相性がめちゃくちゃ良い。オタクはそういうのが好きだ。(クソデカ主語)
治安が悪ければ悪いほどに、スイートなゴリゴリジャニーズな歌声が映えるんですよね~~~~~~それによってただ怖いだけじゃないかっこよさというものが生まれていて…(割愛)
おもろポイントはやたらナイフを顔に近づけてるジェシーです。気づいたら「あぶなっ」って口に出してました。
この曲できょもが言っていた二人って彼らなのねふむふむ。過去にこの二人の間に何か確執が生まれたぽいのね。だから仲悪いのかふむふむ。くらいに思っておけば内容把握には問題ないです。
 
問題なのはこの後ですよ。突然のJAPONICA STYLE。全く本編に関係のないJAPONICA STYLE。視聴者はもう?ですよこんなん。右下に「※こちらは本編に全く関係ございません。」の注意書き必要だろ。変に伏線かと思っちゃうだろ。考えるな…考えたら負けだ…。純粋に彼らのパフォーマンスを楽しむシーンだ…よし…。
 
この少年たちVer.の振り付けのJAPONICA STYLE一番好きなんですよね。(そうですか。)一回生で見たい!
このほぼMVタイム、なんかキラキラいいながら中々のサイズの「愛」とか「運命」とかいう単語が明朝体でスクリーンに浮き出てくるんですよ。。。もう降参です。。。
多分日本映画史上「夢」「恋」「桜」の文字がスクリーンのほぼ下部を占領したことないですよね。今後もないと思いますけど。今がチャンス!!!少年たちでなら!!!!見られますよ!!!!!!!
 
その後のⅥ Guys Snow Man負担多くね?
かたやストの京本さんはスタッフに担がれてたってのに、いわふか以外の4人は動いてるカメラに向かってガンダしてますからね。佐久間さんに至ってはバク転連続二回転くらいしてから走ってますからね。足遅いのに。(←これは余計だった)
見てるだけで大変そうなのに本人たち普通に涼しい顔してました。すごすぎて何かだんだん面白くなってきちゃう。
ちゃんとここでも歌詞がスクリーンに浮き出てきますよ安心してください!(福利厚生の充実)
 
その後Fire Stormのクライマックスに差し掛かるんですけど、黒房の人たちのパートから始まります。ここのパートラップ調なんですけど、英語詞だし声にダメージ(?)っぽいエフェクト加工が入ってて歌詞何言ってるかあんまり分かんないです。でもかっこいいです。赤房にも青房にも属さない暗躍者のような雰囲気が醸し出されています。(多分)
そしてバトンタッチをされたジェシーがカメラに寄ってグルグルするとジェシーしかいなかったはずの廊下に、いつのまにか全員いるんですよ。(語彙の破滅)(分かりにくっ)イリュージョンです。なんかカメラに向かってジェシー一生懸命ハンドパワーみたいなことしてたし。
ラスサビでは、ジェシーのイリュージョンによって召喚されたみんなが廊下で狭そうに踊ってます。岩ジェを割ってる裏センターの西畑さんが、ダンスめちゃ上手いんですけど如何せんトリックアートでめちゃちいこく見えます。可愛いです。そのあと後奏でみんなが狭そうに廊下走ってます。間隔空けようとするせいで全然見えない人いるし。てかめっちゃ走るじゃん。
ちなみにここでもSnow Man負担多くね?問題出てくるので皆さん目を離さないように!必見です。
 
最後全員でドヤぁしてワンカメショーは終了。惜しみながらも拍手を送る私。
 
まだ映画始まって10分経ってないのにもうすでに3200字書いてるんですけど。ようやく本編です。ここからもっと高濃度のトンチキシャワー浴びせられます。
 
7年前(2012)
 
いやこの表記絶対ワンカメショーの前に出すべきだろ。良かったあの少年マジもんの刑務所に特攻しようとしてたのかと思ったよ。さっき踊りまくってた人達7年前にここに収容されてたのね。さっきのも7年前ね。なるほどおけおけ。
 
ジュン(演:京本大我)が死んだ目しながら少年刑務所に入所する場面から物語が始まります。基本的に彼視点で物語は進んでいきます。彼は赤房に連れていかれ、赤房のリーダーであるジョー(演:ジェシー)とやたらジュンに話しかけてくるエガオ(演:髙地優吾)と同室になります。クールで渋い印象のジョーに対して、エガオはジュンが荷物を棚に置くだけでも後ろついてきます。どれだけガン無視決めこまれても話しかけてきます。怖い。落ち着いてエガオ。確かにこういう距離の詰め方よく分ってないやつクラスにいたけども。
 
ジュンの回想に切り替わり、彼がなぜここに来ることになったのかが描かれます。親友(演:宮近海斗)に裏切られてキレて親友とグルになったチンピラを殴ったジュン。彼は親友に裏切られた絶望感で腑抜けになっていました。(言い方)
 
そして舞台となる少年刑務所の状況をナレーションでエガオが教えてくれます。
 
つまらない規律の中で刑務所の一日は始まるんだ。←分かる
青房の連中は僕たちのライバルだ。←もう分からない
気をつけろ。
看守の目を盗んで争いの毎日。
ほんとやんなっちゃうよ。
 
おいてかないで~~~~~~~~~~~~~~~
 
ライバル????ラ、ライバル????????ライバルって何????ここ刑務所だよね???刑務所って競争とかあるの?????みんな罪償って~~~~💦
あとサラッと黒房の人たち、二組の争いを傍観してること気味悪い言われてますよ。可哀想で笑う。傍観が普通だわ。
あとなんで佐久間さん遠吠えしてるんですか???怖い怖い💦
いやまぁでも!ガン飛ばしあってるスノストめちゃかっこいいし💦(遅すぎるフォロー)(でもマジでかっこいい)謎にジャンプしてる黒房も可愛いです。
 
とりあえず普段から看守のことをなめ腐っている彼ら。ジュンが看守に怯えるとエガオが「看守なんてマネキンだと思えばいいんだよ」とかほざいてる始末ですよ。こいつら絶対中学で担任泣かせてた。もうやだ怖い。
 
些細なことで喧嘩をしだす赤房と青房。彼らを煽る黒房。彼らを止めようとする看守と抵抗しまくる収監者たち。もうカオス。これ苦情こないの???????このカオスな状況から史上最高トンチキソング「俺たちは上等」始まります。いつだって少年たちは私たちを待ってくれません。この曲はもう私の稚拙な語彙力と文章力じゃ表現しきれないよ。。。。教育テレビソングっぽいテンポとメロディーに乗ってスノストがコミカルに歌うんですけど、よくよく聴いたら「正義なんて安っぽいものにかまって生きる暇はないさ」とか言ってます。なんだその意外性。なんか意外と深い歌なのかも!って思って、ちゃんと聴いたらただ看守を煽る曲です。とんでもないやつらです。ちなみにこのミュージカルターンでは、看守はなぜかマネキン。なぜ?怖いんだけど。愉快な歌だなーなんて思ったいたら、突然ジェシーが流暢に英語詞歌いだすし。。。もうやめて!!!!ライフが0になっちゃう!!!
あと最後のなべじゅりのポーズ見てください。めちゃくちゃ元気出るので。
 
ようやく大量トンチキターンを生き延びたところで平和な日常場面になります。みんな木材切ったり運動したりして囚人ライフを送っています。あの木材何に使うんだろ。
ジュンがフラッと立ち寄ったブランコがどうやら赤房のカースト一軍(SixTONES)のたまり場だったようで、またエガオが話しかけてきます。そこでジュンは他の赤房のメンバー、ダイケン(演:松村北斗)とヒロト(演:森本慎太郎)に出会います。ようやく登場。キリがないので説明を省きますけど、ここのシーンみんな全然まともに会話のキャッチボールができてなくて不自然でおもろい。ぜひ注目してみてください。
挨拶をひと通り終えたあと、ジョーになぜここに来たのか尋ねられたジュン。
 
「なんでって…俺は…
 
なーぜーここに来ーたのかぁーこの僕にぃー聞くのかーいー🎶」
 
いやもう聞いてんだよ。
 
「こーたえはかーんたんさぁー
 
あの空がぁーあーおいからぁー🎶」
 
嘘つくなよ。人殴ったからだろ。空青くて刑務所きてたまるか。ジョー達スルー。彼らのスルースキル凄まじい。
まず普通にジョーは話し口調で質問投げたのに、ジュンは歌で返すところが怖いですよね。普通に話しかけたのに、メロディに乗せて返事してくる友達どう思います?1人だけ歌いながら喋ってるジュンとカン無視しながら普通に会話するジョー、ダイケン、エガオ、ヒロト
え?私がおかしいのかな?これ変だよね?誰か変って言ってくれ…。
あとめちゃくちゃサラッと情報屋(演:田中樹)ってやつもいるよーって紹介されます。情報屋って言っても、集めてる情報看守の趣味とか家族構成とかですけど。可愛いな。
 
青房のメンバーもサラッと紹介されます。奥さんがもう少しで出産しそうなタスク(演:深澤辰哉)。中々オタク殺しな役。😏みたいな顔するだけして走ってどっか行くシュンソク(演:宮舘涼太)。色恋に敏感なホスト(演:阿部亮平)。もうわけ分からん。ネーミングセンス分からん。ここで赤房にやってきたジュンのことを知る、青房のリーダーコウタ(演:岩本照)。シュンソクホストときてのコウタ。安心感が違う。それを聞いたコウタはめちゃくちゃ悪い顔してて超怖い。チビっちまうよ。
 
すると少年刑務所にめちゃめちゃ厳しそうな処遇部長、中林(演:横山裕)がやってきます。足引きずりながら歩いてる中林。何か事情がありそう。彼はなんか色々囚人たちに喋ってたんですけど、ようはなめ腐った態度のおめーらの根性叩き直すでって言ってました。
 
コウタはその日早速ジュンを狙って絡んできます。「おい新入り」怖っ!!!!しかも横に連れてるのが渡辺翔太なので余計怖い。当然助けに入るジョー。喧嘩になるみんな。(←なんで?)顔合わせてから喧嘩までが音速。理性どこに置いてきたんだこいつら。
震えるエガオ。ここでエガオの回想シーンへ。
学校でいじめられっ子だったエガオ。彼は自分をいじめてきた同級生(多分)(どうでもいいか)を夜中(多分)(どうでもいいか)に呼び出し、バイクに括り付けて笑顔で引きづり回します。怖っ!!!!突然すぎるエガオのサイコパス設定。温度差やばくない?エガオは同級生への傷害罪(多分)で今少年刑務所にいるよーっていうのがここで描かれます。
 
事態を収拾しにやって来た中林は赤房の彼らの言い分も聞かずにいきなりジョーを殴ります。なんて風当たりの悪い刑務所。中林に代わってジョーの懲罰を名乗り出たのは、主任処遇官の藤野。この人よく見たことある!!!大物の人だ!!!(進研ゼミで見たやつだ!)一人だけ演技の味が違う!!!彼は罰則係を申し出たことで、ジョーを中林から助けてあげます。(人情)このシーンでジョーの、元アメリカ軍兵の父親が自殺した過去が明かされます。ジョー…。
 
そして場面変わりジュンはようやく情報屋と初絡み。情報屋はジュンにダイケンの過去を勝手に話します。彼は成績優秀な生徒でしたが、部活を我慢しながら家のことを優先しなければならない日々にストレスがたまり、魔が差して担任をカッターで軽く刺してしまったのでした。ダイケン…。弟の面倒を見て認知症のおばあちゃんの介護もするダイケン…。大変だったな…。てかそんな大事なことを平気で初対面のジュンにばらすな。ダイケンの許可とったんか。
 
また場面は変わります。ジョーの面会に母親がやってきたのです。ですがジョーは母親をひどく恨んでおり、「もう来るな」と彼女に告げます。
 
中林の登場により規律が厳しくなっていく少年刑務所。ジュンの日記にジョーの陰口を書いているという小学生みたいな嘘をついたり、タスクに「子どもが生まれても父親が刑務所じゃなぁ」という幼稚園生みたいな煽りかましてきます。やなやつ~~~~。
中林の過去について触れると、中林は以前勤めていた刑務所の収監者から暴力を受けていました。(無法地帯すぎ)中林登場からずっと右足を引きづって歩いていたんですけど、それはその時に収監者にやられたものでした。だからって今、全然関係ない少年刑務所のみんなをいびっていい理由にはならないよ!(突然の学級委員人格)
 
この状況に不満たらたらな12人は歌って踊ります。(なんで?)なんかこの歌唱シーンも鉄格子越しの下アングルだったり、ジュンが大量の手に囲まれたり、(もうすでによく分からない)色々つっこみたいんですけどキリないので割愛します。
 
ここからジョーとコウタの関係に動きがあります。二人とも夜の掃除当番でたまたま鉢合わせてしまうんですよね。掃除当番ちゃんとやってる二人バカ可愛い。でも顔合わせて「どけ」「お前がどけ」→ゴングが鳴る音ですからね。撤回します。ここでようやくジョーくん、コウタに「なんで俺にかまうんだよ」って聞きます。絶対もっと早く聞く機会あったと思う。てか知らないで喧嘩してたんだ。すごいな男の子って。(絶対関係ない)
コウタは親友のクロ(演:中村嶺亜)が、ジョーの仲間から外された後チンピラにボコされて死んだんだと主張。だからクロが死んだのはお前のせいだ!って言いたいらしい。う〜んどうなんだろう。。。そうか????
ここでクロの描写が少しだけあるんですけど、映画少年たちでもスケボーを手放さない嶺亜。さすがです。クロが命を落とすシーンもあるんですけど、あまりにもあっけなく死んでしまうのでえ?ってなる。でもそこは我慢。死ぬ瞬間までヨーヨーを手放さないクロ。え?おっと我慢我慢。なんだろう、なんか笑ってしまうんですよね。(←めちゃ失礼)これ見た人にしか分からないと思うんですけど、ここのシーンシリアスに振り切ってるのに、なんか面白いんですよ。(←やっぱり失礼)
 
そしてまた歌います。もう驚きません。
 
rival~~~~~❤❤❤❤❤❤❤❤この曲も大好き~~~~❤❤❤❤❤❤❤❤❤結局岩ジェ曲は勝ちなんよ。散々二人の歌声の話はSHADOWでしたので、この曲のおすすめポイントを紹介しますね。まず無駄に多いアングル。アングルに気を取られていると曲が入ってきません。スイッチされどされど決め顔の二人。気を付けましょう。そして天井につるされた大量のヨーヨー。シンプルになんで?????怖いから💦一個でいいよ💦あと謎にフィルム加工の入った画面。スケバン刑事なのかな???おまんら許さんぜよ!っていう裏メッセージ???あと画面が2分割されて右半分は真っ青!左半分は真っ赤!みたいなとこもある。なんで????見にくいよ。
歌い出しがジェシーの「げぇんかぁ~~い🎶」っていうフレーズなんですけど、めちゃくちゃ上手くておもろいので是非注目してみてください。
 
まぁそんなこんなあって(?)懲罰房に入れられた二人は一晩中(かどうかは知らないけど)腹を割って話し、和解(ぽいことを)します。そもそもコウタさえ納得すればこの喧嘩って終わるんですよね。なんかクロのことの他に、コウタは両親からあんまり愛されなかった子供だったので、ジョーが母親が面会に来るのに迷惑そうにしている様子に余計腹立ったらしいです。知らんがな。ジョーいい迷惑すぎるだろ。ちなみにコウタの回想シーンでチラッと高架線下で花火してるコウタがうつるシーンがあるんですけど、やばいです。本当にかっこいい。めちゃくちゃメロってましたもん私。めっちゃ怖いけど。
コウタが過去の自分と決別したい、と本音を漏らすと
 
ジョー、歌います。
 
壁に文章彫ってあったとしてそれ歌います???しかも全然コウタのお悩みアンサーになってない歌詞だし。いや上手いけども。めちゃくちゃ上手いけども。
なんかこれをきっかけに仲直りできたっぽい二人。良かったね🎶
 
ここでジュンの方にも動きがあります。チンピラとグルになったジュンの親友覚えてます?ハヤトっていうんですけど、ハヤトが昔ジュンと夢を語り合ったカフェで、そこの店員(演:大西流星)に「仲直りしないんですか?」「謝りましたか?」ってめちゃ聞かれます。めちゃ首ツッコんでくるやんこの店員って思ってたら「僕、お二人がここで話しているのを見るのが好きだったから」って理由教えてくれます。なんという爆速答え合わせ。私少年たちと会話してる???
なんとこの店員のお兄さん、少年刑務所に収容されている青房のリョウ(演:渡辺翔太)の弟なんです。狭い世界だな。さらにもう一人下に弟がいるっていうんですよ。嶋﨑斗亜くんですね。イケメンしかいない兄弟。
リョウが無実だと勘違いしている弟くん。彼らの担当弁護人いるんですけど、その人ジョーの母親も担当してるんですよね。狭い世界だな。このカフェだけで少年たちの関係者がほぼ登場します。手短に世界を完結させようとすな。
 
タスクは相変わらず臨月のミサキ(奥さん)に会いたいって言ってるし。分かるけども。出所あと二年後ってタスクあんた何したん?????なんで奥さんとのなれそめ教えてくれんのに罪状教えてくんないの???
※全員の罪状はなんか公式ブック的なやつにあるらしい
コウタは思い悩むタスクに「生まれてくる子供に親の都合なんて関係ない」とゲキを飛ばします。母親から拒絶されたコウタだから言えるセリフ。かっくい〜👏
 
その後は、ハヤトの面会希望をジュンが拒否したり、ジョーの母親が重度のガン(なんだ重度のガンって)だったことが分かったり、病院でミサキとジョーの母親がぶつかったり(だから世界を完結させるな)もうてんやわんやです。
ここに私の好きなシーンがありまして、お母さんが余命わずかだと知ったジョーが「なんでなんだよ!」って若干ねちっこい言い方で、壁殴るんですよ(古の怒りの表現方法)。そしたら看守さんが「立て!行くぞ!」ってしゃがみ込むジョーを抱えて立ち上がらせて、背中を叩いて鼓舞させるんですよ。優しいなぁ~~~~~良い人だな~~~~~。こんな優しい人たちのことなめ腐ってたのか~~~~~。そういえば藤野さんどこ行ったんだろ。(気づくな)
 
ジョーは母親が余命僅かだということを知り、初めて母親からの愛情を求めていたことに気づきます。
 
そして脱獄決意。
 
展開が凄まじいですね。まぁダイケンに反対されるんですけど。
その後ダイケンはたまたま黒房の一人であるケンタ(演:室龍太)が医療刑務所に送られたことを知ります。ケンタはこれまでのシーンでも度々体調不良を訴えていた病弱な青年です。黒房のみんなが「医療刑務所ってどんなとこなんやろ」とかって話してたらKYな看守さんが「あいつはもう帰ってこないぞー」って軽く言ってきます。おい!!!!やめろ!!!!!
ベッドの上で虫の息のケンタ。「外でもう一回みんなと会いたかったな」なんて死亡フラグをビンビンに立ててゆっくりと目を閉じます。ケンターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
 
「Na~Na~Na~NaNa~🎶」
 
突然のさわやかMVタイム。え????何?????ケンタは?????って思っていたらケンタいた。何この情緒イカれ具合。黒房みんなにこやかな表情で繋ぎでなはい普通の服を着て歌っています。心なしか映像の彩度も鮮やかになっています。分からないことが分からない。何事もなかったかのように「Happy」を歌う関ジュのみんな。ちゃっかり少年刑務所にいない道枝駿佑くんや高橋恭平くんらも登場。どこから湧いて来たんだ?????誰?????君たち誰?????
さすがにこのシーンは映画館で見たとき周りちょっとざわついてました。「え?」ってざわざわしてる他のオタク。当然私も「え?」ってざわついてました。え???????
 
曲が終わった後すすり泣く黒房のみんな。え????あれ幻だった????もしかして抜け落ちてる????いつだって少年たちは私たちを待ってくれません。マジで無理矢理ねじ込んだんだろなあの歌唱シーン、ってくらい前後のシーンとの繋がりがないんですよ。何回か見に行って、あれはケンタの走馬灯な、のかな???って自分を納得させました。
 
俺たちだけで脱獄なんて出来んのかよって話している赤房のみんな。(そりゃそうじゃ)(オーキド博士)
すると情報屋はさらにそこへ青房を連れていきます。おぉ!!!!!!これはかつての敵同士がお互いの利害の一致により協力関係を結ぶというオタク大好きなやつ!!!!!!!これ嫌いな人いない!!!!!!!!どうやらタスクがミサキに会いたくてしょうがないらしい。タスクとジョーを外に出してあげようみたいな空気になる11人。でもさー作戦どうする?ってなってるところにダイケン登場!!!!!!!ダイケン!!!!!!!!!
 
結局ダイケンはヒロトと情報屋に説得されちゃうんですよね。家族が待ってるし、脱獄なんてしちゃいけないって分かっているんだけど、最後は友情にやられましたダイケンさん。うぇ〜い。
 
もうここまでの神展開を用意されてしまうとこれまでのトンチキは全て良い振りになってしまうんですよ。オタクは屈服するしかないです。
あとこんなに大事な話してるのに近くに看守通りかかってんの草すぎる。12人もいるんだから誰か気づいてくれ。
 
作戦決行の前にジュンは、ハヤトからの手紙を預かった戸塚くん(謎に本名)によって、ハヤトはチンピラに騙されていただけで、ジュンを裏切っていなかったことを知ります。誤解が解けて泣くジュン。良かったね🎶
 
なんかトランプとかオセロとかの卓上ゲームの部屋で作戦会議をする12人。バレるだろ。しかもめっちゃ面白いのがコウタとダイケンがやってた囲碁の盤をよく見ると、一瞬にして碁石の配置が変わってるんですよね。普通に対局してる盤上だったのに、アングルスイッチの瞬間に、少年刑務所のフォーメーションを模した配置に変わってるんですよ。ガバガバか。
 
決行前にヒロトとジュンがもしここを脱獄したら~みたいな話をします。そんな映像業界がウン十万回擦りまくった死亡フラグ…。ジュンはハヤトのことも片が付いたので、表情も晴れか。少年刑務所のみんなと完全に打ち解けたご様子のジュン。おーっとこれは…。
 
脱獄の夜、母親とジョー、タスクとミサキを会わせるために彼ら2人を優先的に脱獄させようとします。当然中林は激おこです。もう少年刑務所の収監者総出でジョーとタスクを逃がしにかかります。みんな良いやつすぎない????多分2人と喋ったすらことない人とかもいるよ?????しかもあっさりジョー中林に捕まるし。捕まんのかい!!!!!!あんたは捕まっちゃダメでしょ!!!!!!!お母さんはどうすんのよ!!!!!!
ジュンは建物によじ登り、囮になろうとします。みんなジュン…みたいな顔して彼の身を案じます。はよ行け!!!!!!!!!!!何してんだよ!!!!!!!!さっきまで散々走ってただろ!!!!!!ジュン、「こっちだ!」って言いながら手振ってくるんですよ。どう考えても囮じゃないですか。看守もそんなにバカじゃないんで何人かはそのままタスクたちを追います。当然です。屋根の上まで追い詰められたジュン。中林に連行されているジョー。ジュンとアイコンタクトをするタスク。お前は早く行け!!!!!!!!
するとジュンは足元を滑らせます。うわぁああって屋根から落ちるジュン。もうちょっとこのCGお金かけて。。。。お願い。。。。。。ジュン視点の赤房のみんなの名場面ダイジェストが流れます。走馬灯ですね。ハヤトが走馬灯にいなくて若干可哀想ですが。ジュン、屋根の上から頭から落ちたのに一滴も血が出ていない!!!!!すごい!!!!!ようやく現れたコウタ達。遅いよ!!!!!倒れるジュンを黙って見つめる中林と、ジュンに駆け寄る収監者たちと看守たち。藤野さんどこ行った???????走馬灯に一切出てこなかったコウタがジュンを抱きかかえます。いいのかそれで。みんながジュンの名前を呼ぶ中、ジュンはフッと笑みを浮かべた後、力なく目を閉じます。
 
死んだの???????え??????ジュン死んだ???????
 
って困惑していたら
 
「あいつが死んだ~朝ぁ~🎶」
 
あっ死んだんだ。爆速答え合わせ。もしかしてやっぱり私少年たちと会話してる???やっぱりあれは死亡フラグだったかぁ〜。みんな物憂げな表情をしてジュンを偲びます。
 
タスクは出産を終えたばかりのミサキの元へ向かい「よく頑張ったな」。タスク、あんた知らないと思うけど、ジュン死んでるよ。ここでもタスクのまくった袖が、アングルスイッチの瞬間に伸ばされて、長袖になっているので注目して見てください。あれ絶対気づくだろ。もう早々に警察官が迎えに来ているし。早くね??????これ結局一瞬だけタスクが外出られたけどジュン死んでますからね。ジュン、ハヤトと折角仲直りしたのに。この脱走計画リスクとリターンが全然合ってないんですよ。脱走計画なんか立てなきゃ良かったじゃん。。。って思いますよね。でもいつだって少年たちは私たちを待ってくれません。
 
2年後(2014)
 
さすがにもうちょっと待ってほしかったな💦もういきなりジョーが出所する場面になります。あのあとみんなどうなったの?????懲罰とか大丈夫だった??????お母さんどうなったの???????あわてるな。これからお母さんとの最後の時間があるに違いない。なんか二年経ったうちに丸くなったのか良い人ムーブかましてくる中林。目の敵にしていた相手が最後になって急に良い人になるやつ、進研ゼミでやってた!!!!にしても何があったんだよ。
 
5年後(2019)
 
正気??????????お母さんは???????????どこいった?????????なんか最初の場面に戻っちゃったよ。さすがに待ってくれなさすぎだろ。なんならまだジュンが死んだの引きづってんだぞこっちは。奈良少年刑務所は2019年、ホテルとしてリニューアルします。死亡事故あった少年刑務所をホテルにするっていう発想やばすぎ。その経緯を知りたいよ。冒頭出てきたきり放置されていた少年は退職した中林の息子(演:川﨑皇輝)でした。彼も中林ということですね。(しょーもな)ホテルでショーをしている若人たち。(Hi美や侍、忍者たち等ですね。分からなかったら調べてください。)(突然の丸投げ)そこでジョーとエガオは働いていました。すごい。社会復帰がすごい。普通前科がある人はホテル業難しいんですけどね。まぁいいや。ていうかあんなに悲惨なことがあったのにトラウマになることなくここで働く二人鋼メンタルすぎる。ここから収監者たちの現在がチラッて描かれます。子供と遊ぶタスク。(うっ………かっこいい……)スーツを着てホテルへ向かう青房の人たち。笑顔で拍手するヒロト(可愛い‼)。奈良で観光ガイドをする黒房の人たち。あれ?
 
ケンタいるんだけど!!!!!!!!!!!
 
まさかのケンタ生きてました。ジュンは死ぬしケンタは生きてたしジョーのお母さんの生存確認は出来ないし。これが少年たち。あと鹿に囲まれているリョウが可愛い。コウタは相変わらずクロの思い出のヨーヨー持ってました。
 
中林(父)はかつてブランコのあった場所に立ち寄ります。ここで急にブランコを囲みながらダサい服着て歌っている三組の映像が流れます。なんだこれは。回想か?また中林の場面に戻ります。なんだったんだあのシーン。さっきの説明してくれ。
中林(息子)が「これお父さんの知り合いだって人から渡されたよ」って中林(父)にノート渡します。知り合いって誰やねん。知らない人から物なんて貰うんじゃない皇輝。
それはジュンのノートでした。かつて中林(父)がジョーの悪口を書いたと仕立て上げたノートです。怖っ。中林(父)は勇者なのでそのノートを受け取ります。彼がページをペラペラめくると、さっきのダサい服着た17人一人一人の絵が。怖っ。最後のページにはジュンの自画像。怖っ。それを見た中林(父)はジュンと同じように力なく首をカクンとさせ、ノートを落とします。駆け寄る中林(息子)。もしかしてだけど、中林(父)死んだ??????
なんか死んだっぽいですよね。え?これってホラーですか??最後ジュンの念が宿ったノートを手に取った中林(父)が復讐されるホラー映画ですか???
 
 
これで終わります。
 
本気????って感じですよね。なんであのノートを中林(父)に見せようとしたのか、誰が皇輝にノートを渡したのか。(多分ジョー)(その前のシーンでノート持ってたもん)
ジョーのお母さんがどうなったのか。教えてー!ドラえもーん!
最後にジャニー喜多川氏の「子供は大人になれるけど、大人は決して子供には帰れない。だからこの思いを、時計を止めて…」というメッセージ流れてくるんですけど、普通に良い言葉ですよね。良い言葉に騙されるな。
良い言葉なんですけどこの映画からそのメッセージをくみ取る要素あったか??????なんか良い感じにまとめようとしているけど、そんなことさせねーからな!!!!!!って思っていたらエンドロールで楽しそうに歌って踊るみんな。
 
許す。
 
だって楽しそうなんだもん可愛いし。エンドロールはバラードもありワンカメオマージュもあったりで最高でした。もう何でもいいや。楽しかったし。
 
どうでしたか。少しは少年たちのことを分かっていただけたでしょうか。私はこんなにボロクソ書いてはおりますが、もう全て愛情表現ですはい。DVDも擦りまくってますし劇場にも何度も足を運びました。ここまでの熱量を注げる映画に出会えて私は幸せ者です。